『艦これ 第六駆逐隊の面々が活躍する二次創作』
ストーリー制作者:goona
ストーリー著作管理:げーむやかん
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川内が遠征から戻ってきたようだ。
「遠征、ご苦労だった。では、川内に新たな任務を。はい」
川内に提督が新たな任務の書類を渡す。
「初めて見るだろう? この書類は、月に一回の任務要綱だ。今までやってこなかったが今の川内だったらできるだろう?」
その書類は、南西諸島防衛線に水雷戦隊を出撃し敵を撃滅させる任務要綱が書かれた書類だった。
「わぁ! 水雷戦隊で出撃ですね!! 夜戦もしていいよね?」
「もちろん、夜戦もOKだ。第六駆逐隊と一緒に出撃してもらおう。よろしいか?」
「わかりました。でも、複縦陣だともう一隻必要ですよ?」
「んー、どうしようかな? この海域は、空母が出現するから島風か夕立か吹雪か、五月雨か……」
川内は、提督室を出て第六駆逐隊と五月雨を呼びに行く。
「あっ! 暁と響と、電と雷発見! 第六駆逐隊のみんな! 提督から任務貰ってきたよ?」
廊下で第六駆逐隊を見つけた川内は声をかける。
「違うよ、暁。夜戦もできるよ。南西諸島防衛線に出撃だよ。」
「提督、やっと私たちの魅力がわかったのよ。もっと、出撃させてもいいのよ!」
「提督から出撃命令ですか? これから出撃ですか?」
「そうだよ。あと、五月雨はどこにいるか知らない?」
「確か、北方海域キス島撤退作戦を遂行してしばらく提督から休暇を貰ってたはず……」
「島風ちゃん、こんにちは。五月雨ちゃん見なかった?」
「ふふふふふー。あぁ、お風呂気持ちよかった! あっ! 雷!こんにちは。 五月雨ちゃん? んー、 新しい対空装備の練習かな?」
「そうなのですか? ありがとうなのです。では、練習場を見てくるのです」
ここで、電と川内達は別れ五月雨に会いに急ぐ。
電は、練習場に向かった。
「あっ、五月雨ちゃんいたのです。なんだか、いっぱいいるのです!」
練習場には、五月雨の他に飛龍に龍驤、摩耶に吹雪もいた。
「五月雨ちゃん! 司令官さんから出撃命令が来たよ!」
「おお、電。これから出撃か? 今、五月雨に対空射撃を教えている所だ。おーい、龍驤! 艦載機を着艦させてくれないか? 五月雨が提督に呼ばれているそうだ」
「わかった。おーい、艦載機のみんな終わりやで! 五月雨お疲れさん!」
龍驤は、艦載機を着艦させこっちに来た。五月雨も対空射撃の練習が終わりこっちに来る。
「五月雨ちゃん、お疲れさま。司令官さんから出撃命令が!」
「電ちゃん、こんにちは。出撃命令? ちょっと、休ませてくれないかな?」
「その任務は私がこの鎮守府に来たことからあった任務要綱なんだ。でも、その時は敵の空母が出現するから空母を編成しない水雷戦隊を派遣することは容認できないと突っぱねたんだ。今は、水雷戦隊の練度も高いから出撃命令を下したのかな?」
「五月雨、今日の練習の成果を敵空母に見せてくるんだ!」
電と五月雨は、摩耶たちとここで別れて提督の下に行った。
「そうか。対空射撃の訓練をしていたんだな。お疲れ様。ちょうどな、秘書艦が島風でな、ちょっと島風と交代だな。まぁ、何もしなくてもいいから。この中に、羊羹と向こうにお茶があったはず…… 」
3人は、部屋を後にして出撃の準備に急ぐ。
「んな、馬鹿な。よし、これでそろったな。では出撃!」
川内一行は、任務遂行のため南西諸島防衛線に出撃した。
「島風、みんなと速度合わせて! じゃぁ、索敵して!」
川内は、水上機を飛ばす。
各艦隊は砲雷撃の準備にかかる。
「敵艦隊目視確認、軽巡2、駆逐2、複縦陣の模様!」
敵艦隊を目視で確認し、艦砲射撃を開始する。
さすが、練度が高いだけあって艦隊戦は圧勝で、雷撃戦の時に残り一隻を沈め終了した。
翌朝、島で鋼材を拾う。駆逐艦雷に積み込む。
艦隊はそれに倣い進む。
ボーキサイトを拾ったようだ。電にボーキサイトを積み込む。
艦隊は、目的地までかなり進んだ。
川内は、水上機を飛ばす。
各艦は、輪形陣の準備にかかる。
「各艦、弾薬を惜しむな! 空埋め尽くすように、機銃掃射だ!」
「何を言う。艦載機にやられた艦船は数知れずだ。心してかかれ!」
提督の怒号が、艦内に響く。一気に緊張が走る。
「敵艦隊目視確認。空母2、重巡1、軽巡1、駆逐2です」
いよいよ、敵艦隊との交戦が始まった。次々と艦載機を打ち落としていく。
川内は、回避に成功した。
とりあえず、艦載機の攻撃は収まったようだ。
暁の艦砲射撃で、敵艦の軽巡は中破したようだ。敵艦も攻撃してくる。
電も、駆逐艦を轟沈させた。
一方、敵艦載機は、響と川内ばかりに攻撃を仕掛けてくる。同航戦で丁字有利なのだが、右舷に攻撃が集中するのだ。
響は、小破したようだ。とは言いつつも、軽空母一隻は沈めた。残りは、重巡と軽空母の一隻だ。
とはいうものの、輪形陣は魚雷の攻撃は効果が薄い。期待はしていなかったが、軽空母撃沈に成功。
川内が、重巡を沈めて作戦終了! 艦隊は、無事鎮守府に帰投した。
ルンルン気分で部屋から出ていく提督。しかし……
提督は、浮かない顔をして部屋に戻ってきた。
五月雨に書類を渡す。
こうして、南西諸島防衛線に後2回出撃することになった。
「みんな、お疲れさまでした。特に、川内 旗艦全部務めてくれた。ありがとう」
「提督さんもお疲れさま。これで、夜戦の楽しさもわかったでしょ?」
みんな無事に任務が終わり、提督の部屋に戻ったところだった。
提督は、立ち上がりお茶とお菓子を用意する。
「うん、みんな頑張ってくれたから、少しお風呂につかる前にこれでも食べてくれ」
「あまりないし、他の艦娘も欲しがるから勘弁してくれ」
どんと、日本酒を取り出す。
「いや、今日は頑張ったからしっかり休んでほしい。さ、解散!」
艦娘は、部屋を出てお風呂に向かう。
「そうです。提督は、出撃中もお風呂好きで入浴してるって鎮守府でも有名ですよ」
ガラガラ。お風呂場の扉を開ける。
先客がいた。
「私は提督に風呂掃除を頼まれて、うん。ちょうど入れるところだよ。」
みんな、お礼を言って入る。そして、服を脱ぎ……
電は洗面器を使って自分の体にお湯をかける。
電と、雷はかけ湯が終わった後、椅子を持ってきて座り体を洗う準備をする。
ここのお風呂は、体を修復するだけではなく洗う場所でもある。
「あっ、また間違えちゃった。もう、ここのお風呂紛らわしいのよね」
なので、普通のお風呂と修復用のお風呂と2種類ある。
「うん。でも、もうちょっとお風呂広くしてほしいな。そうすれば、バケツも多く使わなくてもいいし、多くの人とはいることができるのにね」
「私達が、もっと戦果をあげれば、広くしてくれるんじゃない?」
「そうね。でも、私達対潜哨戒と鼠輸送ばかりでつまらないわ」
「そう? 私は、提督が駆逐艦の活用に随分悩んでいると聞いたけど?」
「はわわわ、でも明石さんと邂逅する所はかなり強い敵艦隊がいるのです!」
「それじゃ、矛盾してるじゃない。強い敵艦隊と戦うには兵装強化が必要。兵装強化するのに明石が必要で明石と会うには強い敵艦隊と戦う必要があるって」
「そうね。飛龍さんはかなり出撃しているようですし」
4人はまだ出会ったことのない工作艦の明石について話をする。
「でも、兵装強化に必要な明石さんはどんな人なのかしら?」
「きっと司令官さんが期待しているので、強い戦艦なのかしら?」
誰も、明石を知らなかった。
今度は雷が入る。
「でも、なんで兵装強化が必要なのかしら? 私達充分強いじゃない?」
「でも、制空権を確保したり対潜哨戒したりするには兵装強化が必要だとか」
「兵装強化もできればもっとパワーアップできるのです」
「そうすれば、司令官さんももっと頼ってくれますね」
「私も終わったみたい。暁と一緒にお風呂あがっているよ」
2人は、軽く体を拭いて浴室から出た。
その後、電と響も一緒に浴室からあがった。
「終わったようだね。うん? 浮かない顔しているけど、どうしたの?」
川内は、少し間をおいて
「ああ。もしかして、沖ノ島明石邂逅作戦のこと聞いたのかい?」
暁に川内は牛乳を渡す。
「風呂上がりには牛乳がいいって提督が言って、持って行ってくれと言われたのさ」
川内に五月雨は聞く。
「私もね、神通から少し聞いただけだけど、沖ノ島には工作艦の明石がいるらしい」
「それだけじゃなくて、私達の傷も治してくれるんだって」
「結構、会うのが難しいらしくて、出撃して敵艦隊にたどり着き撃破するのも大変だとさ」
「確かに明石が来たら、兵装強化できるから君達の出撃も増えるかも」
第六駆逐隊の皆は着替え終わって提督室に戻る。
「いや、だめというよりかなり面倒な海域だから、私も躊躇っている」
「いや、駆逐艦は暁と吹雪に任せる。でも、第六駆逐隊は、任務があるから」
「まぁ、そう言わずに。暁には、別の任務もあるし…… 」
「それは、今続行中だよ。明石が来たら、兵装の改装ができるから君達の出番も多くなるよ。うん、それまで待って」
「うん。じゃ、これから演習があるから君達は部屋に戻って」
第六駆逐隊:はーい 
みんなが生返事をした後、提督は部屋を出てしまった。
みんなが提督の机に投げている書類を覗き込んでいると龍驤が部屋に入ってきた。
龍驤も提督の机にある書類を見る。
「いや、わからんな。でも、これはかなりの数必要になる出撃計画書か?」
「まぁ、今の海域を突破したら話す。ともかく、演習に行かないと」
「そうだ。暁と吹雪がいないと突破が難しいから頑張ってくれな! じゃ、行ってくる」
提督は、部屋を後にした。
-END-
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アイキャッチ画像にあっきぃ☆様のフリーアイコンを使わせていただいています。
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吹き出しの大部分に 三毛また 様の配布素材を使わせていただいています。
このブログ記事内にあるストーリーは、ストーリー作成具体例の見本です。
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