エッセイ<ノンアルコールワインVS脱アルコールワイン>
妊娠が発覚し、アルコールやカフェインがNGとなった。
発覚してから出産まで約9ヵ月、我慢して我慢してようやく出産。
しかし出産したからといってアルコールとカフェインが解禁になるわけではない。
母乳を赤ん坊に飲ませるならば、断乳するまではアルコールもカフェインもNGなのだ。
母になる事の大変さよ…と嘆いたものだが、そんな妊婦&授乳中の母の強い味方がノンアルコール飲料やノンカフェイン飲料だ。最近は技術が上がってきていて、ノンカフェインのコーヒーや紅茶、緑茶まであるし、ノンアルコールのビール風ドリンクなんかも充実している。
私はワインと日本酒が好きでよく飲んでいたのだが、調べてみたらノンアルコールのワイン風ドリンクも結構たくさんの種類が出回っている。要するにブドウジュースなんじゃないの?と思ったが、甘くないブドウ風味の飲み物という印象らしい。
そこで、試しに何種類かのノンアルコールワイン風ドリンクをネットで注文してみた。表記が面倒なので「風ドリンク」を省略するが、ノンアルコールワインの他に、脱アルコールワインたるものもあるという事が判明した。
ノンアルコールワインは、そもそもアルコールを一切使わずにワイン風の飲み物に仕上げたものであるが、脱アルコールワインは、本物のワインから特殊な方法でアルコールを抜いたものだという。
そのため、脱アルコールワインには若干アルコールが残るそうで、アルコール0.00%ではなく、0.5%未満になるそうだ。
脱アルコールワインは、飲んで車を運転しても全く問題無い程度だし、妊婦が飲んでも、よほどアルコールに弱い人でない限りは問題無い程度のほんの僅かなアルコールが含まれるため、絶対にアルコールはNGという人は飲めない。
しかし、絶対NGでない場合は、ノンアルコールワインよりも脱アルコールワインの方が遥かに本物感を感じられた。もともと本物のワインなので、当たり前といえば当たり前なのだが、そうはいってもやはり脱アルコールワインはワインとは程遠い。
それでも、ワインを楽しんでいる気分を味わうには十分だ。
ノンアルコールワインもがんばってはいるのだが、やはり「風」からは抜けられない。そこから頭ひとつ抜き出たのが脱アルコールワインだった。
まだ第一子を妊娠出産しただけで、あわよくば第二子も…と思っているので、これからも脱アルコールワインのお世話になることだろう。
研究者、開発者、技術者の方々には感謝の想いが尽きない。
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<筆者プロフィール>
emiglia
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